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オリジナルTシャツアイテム選びの手引き

年々、Tシャツは素材やカラーのバリエーションが増え選択肢が広がっています。

特にネット上では手に取って見られないため余計に迷うかと思います。

カタログにもよくわからない単語ばかり・・・という方も多いのではないでしょうか?

ここでは、オンス?糸の違い?など用語の説明から用途にあったアイテムまでご紹介したいと思います。


1、オンスとは?

カタログの商品名に「4.4oz」や「6.6oz」と表記されているのを目にすると思います。

このオンスは、生地の厚さを表す単位です。正確には重さを表す単位面積です。

この数値が大きくなるほど、生地は厚くなります


3.5~4.9オン

薄手から中厚手の一般的な生地のイメージ。通年活躍する汎用性の高い生地の厚さです。


コストを抑えたい方、数回しか着用しない場合におすすめです。


ポリエステル素材のドライTシャツは4~5オンスくらいです。







この二つのドライTシャツは4.4オンス、4.1オンスと微妙に違います。やはり4.4オンスのglimmerは張りを感じるしっかりした生地、4.1オンスのUnited Athleはやわらかいしなやかな生地の印象です。


5.0~7.9オン

透けることもなく耐久性もある使い勝手のいい生地の厚さです。一般的によく選ばれるアイテムです。


5.6オンスのTシャツが一番選ばれるアイテムです。ほどよい厚さの生地で長く着用できます。


ヘヴィーウェイトは、厚手生地で型崩れが少なく耐久性があります。6.5オンス以上はスーパーへヴィーウェイトと呼ばれます。


最近は7.1オンスほどのしっかりとした厚みのあるTシャツを好まれる方も多いです。

オシャレに着こなしたい方は7.1オンスのアメリカンな雰囲気もおすすめです。


8.0~13.0オン

スウェット生地です。裏パイルや裏起毛があり、吸湿性、保温性に優れていますので秋冬用のアイテムとして重宝です。









左のPrintstarは軽く薄手のスウェットです。左のUnited Athleは厚手のタイプです。

同じスウェットでもさまざまな種類がありますね。オンスを参考にみなさんの好みのアイテムを選びましょう。

2、糸の違いについて

同じ綿で作られた生地でも、糸の種類や糸をよる際の加工法で仕上がりに大きな差が出てきます。


■カード糸

一般的な綿糸。コーマ糸に比べ、

色ツヤやしなやかさが少ない反面、シャリ感、涼感に秀でたラフな風合いです。

アイテム例:085-CVT



短い未熟な部分を15%~20%取り除いた綿糸。長い繊維だけが平行に揃えられた糸は、強さを増し、毛羽立ちもすくなくツヤの良い。

アイテム例:DM030、 5942


約10%の不良部分を取り除いた綿糸。

カード糸よりやわらかく、コーマ糸の光沢、耐久性もある仕上がりです。

アイテム例:5001



綿菓子を作る要領で空気の流れでよりを加えて糸にする方法。

ガサ感があるのが特徴。

アイテム例:158-HGT 4252-01


  • カード糸は一般的で色ツヤ少なめなラフな風合い。

  • セミコーマ糸はカード糸よりやわらかく、光沢・耐久性もある。

  • コーマ糸は光沢がありカード糸に比べ染色後の発色がきれいに仕上がる。もっとも品質が良く価格も高くなる。

  • オープンエンド糸は独特の着心地と風合いがある。

3、採寸について

同じMサイズでもメーカによって丈の長さが違ったり、細身のボディ、ゆったりめのボディなど様々です。

試着ができない場合はこの寸法を参考に採寸してサイズを選びましょう。


着丈、身巾などの採寸する場所については下図をご覧ください。

  1. 着丈:衿のリブの付け位置から裾まで

  2. 身巾:左右の脇から0㎝下がった巾

  3. 袖丈:方の付け根から袖先まで

  4. 肩巾:左右の肩の付け根かた付け根まで

  5. 裄丈:後衿の中央から袖先まで




4、素材について

Tシャツやポロシャツなど同じアイテムの中でも商品によってさまざまな生地が使われています。

天竺

横網の最も基本的な編み組織で、正式名称は平編。表側の網目はV字型、裏側は半円状に見えます。




インターロック

編地の表面が滑らかなスムース編み。伸縮性に優れ、型崩れしにくい編地です。





鹿の子

平編にタックを応用した変化組織で数種類の編み組織が存在します。平編と比較して横方向への伸縮が少ないのが特徴です。


ハニカムメッシ

ハチの巣状の凹凸ある編み目は特徴です。厚みがありつつもさらっとした肌触りです。


ポリエステルメッシュ

ポリエステル100%仕様で、薄く軽く速乾性に優れた素材です。高い通気性が特徴です。





5、最近人気のドライ素材とは

・汗を吸って早く乾く、ポリエステル100%の快適な素材です。

・UV(紫外線)遮蔽機能やUPF30(紫外線防止指数)機能あり

・裏面はメッシュ構造で抜群の通気性と吸水速乾性を持ち、肌離れもよく快適な着心地

・ポリエステル100%なので綿に比べ、耐久性があり使用感が出にくい

吸汗速乾×UVカット×耐久性を兼ね備えている!


このような特徴から最近ではドライ素材のアイテムを選ばれる方がとても多いです。

運動会で使用するクラスTシャツ、スポーツのサークルTシャツには外せないアイテムです。

洗濯後もすぐに乾き、しわにもなりにくいので使い勝手もとてもいいです。

 アイテム例:300-ACT ・5900-01

6、まとめ

カタログの記載されている用語についてお分かりいただけたでしょうか? まずは綿なのか、ポリエステルなのか検討するとよいでしょう。 スポーツやイベントなど汗をかく際に着用するのであればやはりポリエステルのドライ素材がおすすめです! 初めに説明したオンスを目安に生地の厚さをお好みで選んでみてください!! 実際のアイテムが見たい場合はサンプル貸出できますので、お問い合わせください!

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